こんにちは、ヤマゴリです。
今日は「夫婦でお財布を別にする」ということについて、深掘りしていきたいと思います。
夫婦で別財布とは?
共働きが一般的になった今、家計を一つにまとめず「財布は別」というスタイルをとる夫婦も増えています。
- パートナーの収入を知らない
- 支払いの分担は曖昧
- 各自の自由に任せている
そんなケースも、実は意外と多いのです。
財布を合わせた家計管理が難しい理由
本来、夫婦の家計は財布を一つにした方が効率的に運用できます。
しかし現実には「別財布派」が減らない背景があります。
特に40代以降の夫婦は、すでに自分の生活スタイルやお金の使い方の習慣ができているため、
- 「今さら言い出しにくい」
- 「理解してもらえないかもしれない」
と考えてしまい、財布を合わせる行動に踏み切れないのです。
支出が増える40代
40代を過ぎると、家計はさらに複雑になります。
- 子どもの教育費がかさむ
- 住宅ローンの返済が続く
- 老後資金の準備も必要になる
こうした状況下で家計の共有ができていないと、
- 効率的な貯蓄が難しい
- 将来の資産形成がしにくい
といったデメリットが大きくなります。
自由に使うお金は別でも、「家計のお金」だけは夫婦で共有しておきたいところです。
話し合いが鍵
私たちが経験したコロナ禍のように、突然の出来事で支出や収入の流れが変わることがあります。
- 会社の倒産
- 病気やケガ
- 想定外の支出
こうしたリスクに備えるためにも、夫婦での話し合いは欠かせません。
これからはNISA制度の拡充など、資産形成のチャンスも増えてきます。
強い「家計」をつくるためには、別財布ではなく効率的な仕組みづくりが必要です。

具体的な解決策(アクション3選)
では、夫婦で別財布を続けているご家庭はどうすればいいのでしょうか?
ここではすぐに始められるアクションを3つ紹介します。
1. 共通口座をつくる
生活費や教育費、住宅ローンなど「家庭に必要なお金」を管理するための口座を新しく作りましょう。
毎月決まった金額を二人で入金するだけで、透明性が高まり安心できます。
2. 年に一度は「家計会議」を開く
お正月や年度初めなどに、収入・支出・貯蓄状況を確認する時間を持ちましょう。
定期的に情報を共有することで、将来設計のズレを防げます。
3. NISAやiDeCoを夫婦で活用する
貯めるだけでなく「増やす」仕組みも重要です。
どちらか一人ではなく、夫婦それぞれがNISAやiDeCoを活用することで、資産形成のスピードが上がります。
まとめ
夫婦で財布を別にするスタイルは珍しくありませんが、支出が増える年代に突入すると「非効率さ」が目立ってきます。
- 共通口座をつくる
- 家計会議を開く
- NISAやiDeCoを活用する
この3つのアクションを取り入れながら、効率的で安心できる家計づくりを進めていきましょう


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