サラリーマンにクールビズはない?40℃でもジャケットを着る理由と心構え
こんにちは、ヤマゴリです。
近年、地球温暖化の影響で夏の暑さが年々厳しくなっています。最高気温が40℃に迫る日もあり、人間の体温(36.5℃前後)を上回る気温になることも珍しくありません。そんな猛暑の中でも、日本のサラリーマンはジャケットを着ることが求められる場面があります。

「いやいや、クールビズがあるじゃないか」
と思う方も多いでしょう。しかし実際には、サラリーマンに完全なクールビズなど存在しないのです。今回は、その理由と心構えについて詳しく解説していきます。
ジャケットとは?その役割を改めて考える
まず、ジャケットとは何でしょうか。一般的に、スーツを着る場合にはワイシャツの上に羽織る背広を指します。フォーマルな場面では必須のアイテムであり、社会人の“制服”ともいえる存在です。
一方で最近では、ユニクロなどのブランドから、Tシャツの上に羽織れるカジュアルジャケットも登場しています。そうしたジャケットは「軽さ」「通気性」「伸縮性」を兼ね備えており、プライベートやオフィスカジュアルで重宝されます。
しかし、ビジネスシーンにおけるジャケットは単なる服ではありません。そこには「印象」「信頼」「ステータス」といった、見た目以上の役割が込められているのです。
ネクタイは必要か?

夏場の装いでよく話題に上がるのが「ネクタイ問題」です。
クールビズ期間においては、ネクタイを省略しても失礼にはあたりません。むしろ、真夏にネクタイまで締めていると「この人は空気を読めない」と思われ、逆効果になる場合すらあります。
したがって、猛暑においてはジャケットを羽織りつつもネクタイは外す。これが最も好印象を持たれるバランスといえるでしょう。
ジャケットを着るメリット3選
では、なぜ暑い中でもサラリーマンにジャケットが必要とされるのでしょうか。その答えは「相手に与える印象」にあります。ここでは代表的な3つのメリットを紹介します。
1. 安心感を与える
ジャケットを着ているだけで、顧客や取引先に対して「誠実そう」「信頼できそう」という安心感を与えることができます。第一印象が大切なビジネスの場では、この安心感が成功を左右する要因にもなるのです。
2. 高級感を演出できる
ジャケットは「高級感」や「ラグジュアリー感」を演出するアイテムです。例えば同じワイシャツ姿でも、ジャケットを羽織るかどうかで与える印象は大きく変わります。仕事を任せるなら、やはりきちんとした装いの人にお願いしたくなるものです。
3. シゴデキ感を見せられる
「この人、仕事ができそうだな」と思わせることができるのもジャケットの効果です。いわゆる“シゴデキ感”。服装が整っている人は、自己管理ができ、細部まで気を配れる印象を与えます。結果的に仕事のチャンスにもつながります。
ジャケットを着ない人の末路
一方で、ジャケットを着ないことによるデメリットも無視できません。涼しさを優先してノージャケットで臨むと、だらしなく見られたり、真剣さに欠ける印象を与えることがあります。
「暑いから仕方ない」という自分都合を優先してしまうと、相手からの評価が下がり、ビジネスチャンスを逃す可能性すらあるのです。実際に、服装が原因で信頼を失ったり、取引先から「ラフすぎる」とクレームを受けるケースも存在します。
サラリーマンにクールビズは存在しない

確かに、環境省が提唱する「クールビズ」は社会的に浸透しました。しかし、実際のビジネス現場では「完全に自由」ではありません。
クールビズといっても、許されるのはネクタイを外す程度。ジャケットを全く着ないというのは、まだまだ抵抗を感じる相手も多いのが現実です。
つまり「サラリーマンにクールビズは存在しない」と言っても過言ではありません。相手の立場に立ち、状況に応じた装いを選ぶことが、社会人として求められているのです。
実体験
私が、ビジネスシーンでジャケットを着ていることにより感じた実体験を書いておきます。
保険の営業マン、M &Aの仲介マン、車のディーラー、住宅の営業マン、セミナーの講師
男たちが、「ここぞ」というときは、必ず、ジャケットを着ています。
売りたい時、集めたい時、聞いて欲しい時、そんな印象です。
まとめ:40℃でもジャケットを着る心構え
地球温暖化で気温は40℃に迫る
それでもサラリーマンはジャケットを着る必要がある
ネクタイは外してもOKだが、ジャケットは必須
ジャケットは 安心感・高級感・シゴデキ感 を与える武器
ノージャケットはだらしなく見られるリスクがある
暑さの中でジャケットを着るのは確かに大変です。しかし、それは自分のためではなく「相手に安心感や信頼を与えるため」に行う行為です。ビジネスとは相手があってこそ成立するもの。だからこそ、ジャケットはサラリーマンにとって欠かせない戦闘服なのです。
40℃でも、サラリーマンはジャケットを着る。
それが、社会人としての心構えではないでしょうか。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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