こんにちはヤマゴリです。
最近、ちまたではこのようなことが聞かれるようになりました。
国民年金の負担が増えるって
本当ですか?
現状ってそもそもどんな仕組み?
その前に現状の国民年金の仕組みからおさらいしましょう
国民年金の仕組みはざっくりこんな感じです
- 20歳から60歳までの40年間に支払義務がある
- 1カ月あたりの上記の支払金額は16,590円である。
- 40年間、毎月支払えば「満額」もらえる人になる
- 満額とは2022年現在では年間で777,800円である
それ以外にも「免除」や「最低の加入期間」「2階建て」などの論点がありますが
まあ、これぐらいは知っていれば
「年金について知ってます」ぐらいは言えると思います。
65歳まで納付するってどういうこと
言葉の意味どおりです。
年金保険料を支払う期間を60歳から65歳まで伸ばすということです。
なんだと
支払う金額が増えるじゃないか!
そうです。
1カ月あたりに支払う額が16,590円ですので
16,590円×12カ月×5年=995,400円
つまり総額で995,400円→約1,000,000円が増えることになります
若者は損するの?
これに関しては、そんなことはありません。
国民年金の満額777,800円が増えると言われます。
具体的には、納付する期間が40年→45年となりますので
45年÷40年=1.125
777,800円×1.125= 875,000円くらいにはなるのではないでしょうか?
と言われています。
高齢者ばかり得をしてずるい?
高齢者は戦争を経験していますから、おおらかな気持ちになりましょう
とは、なかなか、なれないものですよね
今回の改正でも、もし増額されるとしても
「65歳まで支払った人は増額」となるようですので
すでに国民年金を受給している高齢者まで増額
とはならなそうです。
年金制度自体が古くなっている
国民年金の制度は1961年にスタートしています
1961年には、「人生100年時代」を想定していなかったでしょう
当時から現在までに、男性の平均寿命は16年も伸びています
これでは、高齢化社会だからという以前に
制度の見直しが必要となるもの仕方のないことのように思えますね
まとめ
今日は、国民年金制度について書いていきました。
知らない間に余計なお金を支払わないためにも
こういった小さいことから知識武装していけると良いですね。
人生100年時代、そして大増税時代を一緒に乗りこなしていきましょう
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
コメント