こんにちは。ヤマゴリです。
私は令和8年8月6日、税理士試験の最後の科目となる固定資産税を受験しました。
税理士試験の受験を始めて14年目。
これまでに、簿記論、財務諸表論、法人税法、消費税法の4科目に合格し、今回が最後の1科目となります。
今回は、そんな私が固定資産税を受験してみて分かったことを、受験体験記として書いていきます。
特に、これから固定資産税などの「ミニ税法」を受験しようとしている方には、ぜひ読んでいただきたい内容です。
この記事では、私が実際にどのように勉強して、試験当日まで過ごしたのかを紹介します。
この記事で分かること
固定資産税の勉強をいつから始めたのか
勉強開始からゴールデンウィークまでの勉強方法
サラリーマン受験生がどのように勉強時間を確保したのか
ゴールデンウィークから試験当日までの過ごし方
固定資産税などのミニ税法に向いている人・向いていない人
最後の1科目を合格するために必要だと思うこと
資格学校を利用することについて、私が考えていること
固定資産税の勉強はいつから始めたのか?
私には、
「前年の試験結果が発表された後にしか、次の科目の勉強を始めない」
というモットーがあります。
今回も、そのモットーに従いました。
令和8年1月に前年の試験結果が発表された後、固定資産税の勉強を開始しました。
私はこれまで大原で勉強してきたこともあり、今回も大原の固定資産税・1月開講コースを申し込みました。
料金については、8月までの模擬試験なども含めたパックで、10万円くらいだったと記憶しています。
固定資産税の勉強ができる資格学校としては、スタディング、TAC、クレアールなどもあります。
ただ、私はこれらの講座を実際に利用したことがないため、今回は大原についての体験を中心に書いていきます。

勉強開始からゴールデンウィークまでの過ごし方
最初の授業は、令和8年1月15日でした。
私はWeb講座を受講していたため、大原のWebサイトに講義がアップされる毎週水曜日の15時ごろに、その週の講義を確認していました。
しかし、私は会計事務所で働いているため、日中に講義を見ることができません。
普通の受験生であれば、
「仕事が終わって帰宅してから講義を見よう」
となると思います。
ところが、私には3人の子供がいます。
当時、子供たちは小学5年生、小学3年生、5歳。
家に帰ってから、静かな環境で3時間の講義を見るというのは、なかなか難しい状況でした。
そこで私は、確定申告期ということもあり、21時から22時の間に帰宅すると、子供たちと一緒に寝ることにしました。
そして木曜日は、朝2時に起きる。
そこから3時間の講義を見て、そのまま会社へ行く。
この生活をゴールデンウィークまで繰り返しました。
正直、楽ではありませんでした。
しかし、サラリーマンとして働きながら税理士試験に合格するためには、勉強時間をどこかから生み出さなければいけません。
私の場合、それが「朝2時」でした。
サラリーマン受験生は昼休みを使う
そして、もう一つ私が大切にしていたのが昼休みです。
これはサラリーマン受験生には、かなり重要なポイントだと思います。
昼休みになると、スマートフォンを見ながら昼食を食べる人も多いでしょう。
しかし、本気で税理士試験に合格したい私は、45分間の昼休みを、できる限り計算問題に充てるようにしました。
これを続けることで、総合問題を解く回数をかなり増やすことができます。
もちろん、受験に専念している学生さんと比べれば、勉強時間では負けてしまうかもしれません。
それでも、
「サラリーマン受験生の中では、間違いなく勉強している」
という自信につながりました。
税理士試験は、他人との比較だけで戦う試験ではありません。
しかし、仕事をしながら勉強していると、
「自分は勉強時間が足りないのではないか?」
という不安が出てきます。
だからこそ、自分で「これだけはやった」と言える勉強を積み重ねることが大切だと思います。
理論暗記は隙間時間と散歩を利用する
理論暗記については、移動中などの隙間時間を利用する方法がよく紹介されています。
私も当然、隙間時間を使って理論暗記をしていました。
それに加えて、私は朝5時から散歩をしながら理論暗記をしていました。
1月から3月ごろは、朝5時だとまだまだ外は暗いです。
そのため、散歩だけではなく、トイレや洗面所などの閉鎖された空間で、ブツブツと理論を唱えていることもありました。
「ここまでやるのか」と思われるかもしれません。
でも、税理士試験の税法は、それくらいやらないと覚えきれない。
私はそう考えていました。

ゴールデンウィークから試験当日までの過ごし方
ゴールデンウィークから試験当日までの過ごし方について、私が特に大切にしたことがあります。
それは、
何が何でも模擬試験の提出期限を守ることです。
模擬試験は、ゴールデンウィークから本番までに12回ほどありました。
私は、これらの提出期限を必ず守るようにしました。
具体的には、講義がある日に他の受験生もテストを受けるわけですから、その講義の日までにテストを大原へ郵送します。
「今日は忙しいから後でやろう」
「今回は提出しなくてもいいかな」
ということをやってしまうと、どんどん遅れてしまいます。
だからこそ、私は提出期限を守ること自体を勉強の一部だと考えていました。
固定資産税に向いている人・向いていない人
ミニ税法を受験するうえで、先輩方からよく聞いた話があります。
それは、
「法人税法を勉強していたときと同じ勢い、気力、熱量でミニ税法を勉強すれば突破できる」
というものです。
しかし、これができない人も多いようです。
4科目を取得して、
「あと1科目」
というところまで来ると、どうしても気が緩んでしまいます。
「あと1科目だから、何とかなるだろう」
そんな気持ちになってしまうのです。
そして、最後の1科目だけがなかなか受からないという人もいます。
だから私は、固定資産税などのミニ税法に向いている人とは、
法人税法などを勉強していたときと同じ熱量で、最後まで走り抜けられる人
だと思っています。
「あと1科目」だからこそ、覚悟が必要
ここは、少し厳しいことを言います。
私の会社の同僚に、簿記論・財務諸表論を持っている人がいます。
その人は、令和8年に消費税法を受験していました。
私は、その人には合格してほしいと思っています。
しかし、今年の勉強状況を聞いて、
「この勉強量では、合格するのはかなり厳しいのではないか」
と思ったことがあります。
その人は、8月4日火曜日の15時から消費税法を受験する予定でした。
しかし、取得した休みは、試験当日の午後だけでした。
私は、これでは最後の追い込みをする時間が足りないのではないかと思いました。
もちろん、人によってこれまでの勉強量も違います。
直前期の過ごし方も人それぞれです。
ただ、サラリーマン受験生として税理士試験を戦うのであれば、最後の追い込みのために試験休みを確保することも、私は重要だと考えています。
資格学校を利用することについて、私が考えていること
税法を受験するなら、資格学校を利用することをおすすめします
最後に、これから税法を受験する人に伝えたいことがあります。
私は、資格学校を利用することを強くおすすめします。
もちろん、独学で合格する人もいるでしょう。
しかし、税法は覚える量も多く、理論暗記や計算問題、答練など、独学で効率よく勉強するのが難しい科目です。
周りの受験生が資格学校を利用して勉強している中で、その中から合格者にならなければいけません。
だからこそ、
「資格学校に10万円を払うのは高い」
と考えるのではなく、
「10万円で合格する可能性を高める」
と考えてみてください。
1年間で10万円。
月に換算すれば、それほど大きな金額ではありません。
そして、税理士試験に合格すれば、その先の人生が変わる可能性があります。
私は、資格学校に支払う10万円を、
「勉強のための出費」ではなく、「未来への投資」
だと考えています。
最後の1科目だからこそ、最後まで本気で走り抜ける。
それが、私が固定資産税を受験して感じたことです。

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